英語原文からの翻訳です。訂正歓迎します。
『響け!ユーフォニアム』の宇治――茶の町の川と橋、そして丘の上へ
宇治は、ふつう茶の町として紹介される。京都からJRで南へ30分足らず、十円硬貨に刻まれた平等院のある町だ。けれど『響け!ユーフォニアム』を観てきた人には、別の顔もある。京都アニメーションが高校の吹奏楽部を描いたこのシリーズで、宇治は登場人物たちが練習し、ぶつかり合い、川沿いを歩いて帰る場所なのだ。
二つの橋と、そのあいだの島
京阪宇治駅を出たら、まず宇治橋を渡ろう。序盤のエピソードでは、カメラがこの橋の下を流れる緑色の速い水をじっと映していた。川沿いに少し進むと、朱塗りの朝霧橋(朝霧橋)が細長い中州、橘島(橘島)へと続いている。島の川べりにある石段は、作中に何度も登場する。ベンチは誰でも使えて道幅も広い。だから誰の邪魔にもならずに「あの画面の中」に立つなら、ここがいちばん気軽な場所だ。
大吉山への登り
いちばんよく知られた場面の舞台は、宇治上神社の背後にある木々に覆われた丘、大吉山(大吉山)だ。案内板に沿って20分ほど登ると小さな木の展望台があり、振り返れば川と町が見渡せる。作中では6月上旬のあがた祭りの夜、二人の少女がユーフォニアムとトランペットを抱えてここまで登ってくる。道は急だが、よく整備されている。ただ日が暮れると明かりはないので、懐中電灯を持っていき、終電よりずっと早めに下り始めたい。
宇治川の音を聞きながら、大吉山の展望台まで歩いてみる。
町を、町のままに
宇治はここを終点とする京阪電車の町でもある。京阪はこのシリーズのラッピング列車やスタンプラリーを走らせてきたから、ファンの来訪ははっきり見込まれている。とはいえ、見覚えがあると思った学校も、今も生徒が通う現役の学校だ。スタジオもまた人が働く職場であって、観光の立ち寄り先ではない。カメラを向けるのは川と橋と展望台だけにしよう。お茶は平等院の参道で買い、神社裏の路地では声を落として歩きたい。
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