英語原文からの翻訳です。訂正歓迎します。
日本の入口に置かれた傘立てと、雨があなたに求めること
雨の日の日本で、建物がまず尋ねてくるのは、その傘をどうするつもりか、ということだ。答えはたいてい入口に用意されていて、かかる時間は4秒ほど。
入口のそばの傘立て
小さな店や食堂は、入口のすぐ外か、入ってすぐのところに傘立て(かさたて)を置いている。軒下で水を切り、ストラップを留めて、そこに預ければいい。しずくの垂れる傘をテーブルまで持ち込むこと。それだけは、店じゅうの目に留まる。
傘は傘立てにお入れください。
貼り紙には「傘は傘立てにお入れください」とある。警告というより、お願いだ。常連は目をやることもなく、そのとおりにしている。
ビニールの傘袋
百貨店や駅ビル、大型書店には、傘袋(かさぶくろ)と呼ばれる細長い袋の取り出し口が置かれている。たたんだ傘を差し込み、下に引くと、袋がちぎれて外れる。帰りには、出口のそばのごみ箱に袋を捨てていく。入口によっては、代わりにカーペット地の溝で傘の水気をぬぐい取る仕組みもあり、こちらはビニールをいっさい使わない。
鍵つきの傘立てと、透明な傘
美術館や博物館、銭湯、一部の寺では、ひと枠ごとに番号つきの鍵がついた傘立てが使われている。傘を差して鍵をかけ、鍵はポケットへ。帰るときは、鍵を錠に差したままにしておく。
コンビニで数百円で売られている透明なビニール傘に気づけば、鍵の意味がわかってくる。鍵のない傘立てに20本も並べば、どれも見分けがつかず、実際、ふらりとどこかへ行ってしまう。持ち手にテープをひと巻きするか、ヘアゴムをひとつ結んでおけば、自分の傘の目印には十分だ。
梅雨(つゆ)は、東京や京都ではおおよそ6月上旬から7月中旬まで続く。その時期に旅をすれば、一日に何度もこれを繰り返すことになる。やがて、決まりごとだと感じなくなるまで。
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