英語原文からの翻訳です。訂正歓迎します。
東京最後の路面電車で、ゆっくり一日──都電荒川線の旅
東京に残る路面電車は、いまや一路線だけ。都電荒川線(都電荒川線)だ。北東の三ノ輪橋から西の早稲田まで、およそ12キロを走る。400円の一日乗車券を手にすれば、一両きりの車両が、ガイドブックにはほとんど載らない町々をめぐるゆっくりとした一日の背骨になる。
朝は三ノ輪橋から
東の終点を降りると、すぐにアーケード商店街「ジョイフル三ノ輪」が広がる。コロッケの揚げ場、豆腐屋、漬物屋が軒を連ねる通りだ。紙に包まれた揚げものをひとつ買い、最初に来た電車に乗って、あとは予定を立てるのをやめてしまおう。ペースは路線が決めてくれる。
飛鳥山と、路線の中ほど
王子駅前で降りれば飛鳥山公園。18世紀、将軍吉宗がこの丘に桜を植えさせ、江戸の庶民が花見を楽しめる場所をつくった。斜面には小さな無料のモノレールが通い、訪れる人を頂上まで運んでくれる。5月には線路沿いの柵の多くにバラが咲きそろう。
さらに西へ進むと、庚申塚から巣鴨の地蔵通りまでは歩いてすぐ。赤い下着の店や塩大福で知られる商店街だ。いちばん賑わうのは毎月4日、14日、24日。寺の縁日にあたる日である。
午後は雑司が谷で
腰を落ち着けたいのは雑司が谷のあたりだ。鬼子母神前の近く、子どもの守り神をまつる鬼子母神の境内には、ケヤキの古木の並木と、1781年からこの地で商いを続ける駄菓子屋「上川口屋」がある。数分歩いた先の雑司ヶ谷霊園には、作家・夏目漱石が眠っている。
一両の電車が、町と町のあいだをゆっくり縫っていく。
路線の終点は早稲田。桜並木の続く神田川のほとりにほど近い。地下鉄東西線の駅までは歩いて10分ほど。夜の行き先は、そこから自由に決めればいい。
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