英語原文からの翻訳です。訂正歓迎します。
飛騨古川で一泊 ― 高山からもう15分、水路の町へ
高山まで来た旅人の多くは、そこを旅の終点にしてしまいます。けれどJR高山本線をさらに北へ15分ほど進むと、飛騨古川(ひだふるかわ)に着きます。高山と同じように白壁の土蔵が並び、水がゆっくりと流れる町です。観光バスはずっと少なく、夜もずっと早く静まります。
水路沿いで過ごす午後
駅から5分ほど歩くと、瀬戸川(せとがわ)に出ます。石積みに縁取られた細い水路で、片側の岸には白い漆喰の土蔵が続きます。春から晩秋にかけては、およそ千匹の鯉が泳いでいます。雪が降る前に鯉は池へ移されるため、冬に見られるのは静かな水面です。
水路をたどって壱之町へ。ここにある渡辺酒造店と蒲酒造場の二軒は、今も軒先に杉玉(すぎだま、杉の葉を丸く束ねたもの)を吊るしています。どちらも店頭で酒を買うことができ、小瓶ならどんな土産物よりも荷物に収まりやすいはずです。
夜の予定は閉店時間から逆算して
古い町並みの店はたいてい夕方5時ごろに閉まり、そのあと町はすぐに静かになります。夜7時を過ぎても開いている店は少ないので、夕食は予約しておくか、宿でとりましょう。店が開いている最後の1時間は、水路近くの飛騨古川まつり会館で過ごすのがおすすめです。毎年4月19日と20日に行われる起し太鼓で使われる屋台や大太鼓が展示されていて、それを見ると、町の通りがなぜこういう造りになっているのかがよくわかります。
白壁の土蔵と瀬戸川の鯉は、町の人が手入れを続けてきた風景だ。
日帰り客が来る前の朝
高山からの日帰りとは違う旅になるのは、ここに泊まるからです。早朝の土蔵の白壁や水路沿いにいるのは、店先を掃く店主たちと、仕事へ向かう数人だけです。午前中の列車で南の高山へ戻ってもいいし、北の富山方面へ向かえば、来た道を引き返さずに旅を続けられます。
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